OSビル17階内装工事
基本情報
| 竣工年月 | 2025年 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市北区 |
| 建物用途 | オフィスビル |
| 鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 |
工事のポイント
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厳しい工期の中での工程調整と品質確保
本工事において最大の特徴は、非常に限られた工期内で全工程を完了させる必要があった点です。空調・衛生・電気・内装といった各専門業者との調整を日々重ね、同時並行での作業や夜間施工の組み合わせによって工程を最適化しました。また、工事途中での設計変更や設備納入タイミングの変更などにも柔軟に対応し、「納期最優先」と「施工品質維持」のバランスを意識しながら工事を推進。関係各所との密なコミュニケーションにより、計画変更やイレギュラーな対応も現場判断で即座に反映できる体制を整えることで、工期遅延なく竣工を迎えることができました。
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快適性と機能性を兼ね備えたオフィス空間の構築
本件では、オフィスとしての利便性・快適性を高める設備計画も重視しました。個別空調機、換気設備、給排水・衛生設備の新設に加え、照明・LAN・防災システムの導入により、現代的なワークプレイスにふさわしい機能的なインフラ環境を構築。天井・壁・床の内装仕上げは、デザイン性とメンテナンス性の両面を考慮し、空間全体としての統一感と清潔感を重視した仕様としています。また、レイアウト変更に対応できるよう、フリーアクセスフロアや照明配置にも配慮を施しました。
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上層階特有の施工環境への対応
17階という高層階での工事にあたっては、資材搬入の制限・作業音への配慮・エレベーター使用制限など、通常よりも厳しい施工条件がありました。当社では、ビル管理会社との調整を密に行いながら、作業工程と時間帯を細かく分割し、近隣フロアのテナント様にも極力ご迷惑をおかけしない施工体制を構築。搬出入計画の工夫や静音工具の使用、日中・夜間の使い分けなどを通じ、安全と周辺環境への配慮を両立した工事運営を実施しました。











