
マンション
エスリード神戸三宮ヒルズ
戸数:172戸。神戸・三宮からのアクセスに優れ、生田神社東側に隣接する立地を活かした都市型ワンルームマンション。建築基準法による採光・換気の規定により、バルコニーを隣地境界から4m以上離す必要がありましたが、設計の工夫で法規制をクリアし、快適な住空間を確保しました。敷地条件を逆手に取り、借景や外観デザインを魅力として高めた点も特長です。さらに壁面には特許取得製品「NSモールド」を採用し、タイル仕上げながらも落下の不安を感じさせない外観を実現しました。
基本情報
竣工年月 | 2024年 |
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所在地 | 神戸市中央区 |
建物用途 | 共同住宅 |
構造規模 | RC造15階建 |
鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 769.29㎡ |
建築面積 | 493.33㎡ |
延床面積 | 4677.38㎡ |
工事のポイント
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生田神社の借景を活かした住空間
隣接する生田神社という特別な環境を借景として取り込み、敷地条件の制約を住環境の魅力へ転換しました。外構や開口部の配置を工夫することで、居住者が神社の緑を感じられる落ち着いた眺望を確保し、都市部でありながら自然と調和した開放感を実現しています。
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採光・換気規定に対応した設計
建築基準法により、バルコニーや窓は隣地境界から4m以上離す必要がありました。設計段階で開口部や間取りを綿密に計画し、法規制をクリアしつつ快適な採光と通風を確保。通常は不利となる制約を設計の工夫によって解消し、安心で明るい住空間を生み出しました。
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安全性とデザイン性を両立した外壁
外壁には特許取得のNSモールドを採用し、タイルの落下防止に配慮しました。視覚的には従来のタイル仕上げの美しさを保ちながら、施工精度と耐久性を高め、安心感ある外観を実現。安全性とデザイン性を両立した外装仕上げが、本物件の大きな特長となっています。