ホテル・民泊
エスリードなんば黒門
戸数:44戸。なんば・黒門市場至近の好立地に誕生した、民泊と居住の双方に対応する地上12階建ての都市型レジデンス。民泊フロアでは4ベッドタイプを備えた25㎡以上の客室を設計し、一方で居住用住戸も併設することで、多様な用途に対応。L字型かつ狭小な敷地条件を克服しながら、快適な住環境と機能性を両立しました。インバウンド需要を見据えた柔軟な設計と、コロナ禍でも遅延なく進行した安定した施工体制が特長です。
基本情報
| 竣工年月 | 2021年 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市中央区 |
| 建物用途 | 共同住宅(民泊) |
| 構造規模 | RC造12階建 |
| 鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 |
| 敷地面積 | 494.87㎡ |
| 建築面積 | 234.99㎡ |
| 延床面積 | 2425.36㎡ |
工事のポイント
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複雑なL字型敷地での設計・施工対応
L字型かつ狭小な敷地で建築可能なスペースが限られていたため、構造や導線計画を綿密に検討。周辺建物との離隔や法的制限にも配慮し、限られた空間でも無理のない施工と安全性を確保。12階建ての高さと耐震性を高い水準で両立し、都市部ならではの課題をクリアしました。
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民泊対応と居住機能の両立
民泊と居住用を併設することで、エリア特性に応じた柔軟な運用を実現。民泊部分は25㎡以上の広さと4ベッド構成で快適性を確保し、建築基準法・旅館業法・消防法といった各種法令も適切に順守。宿泊利用者と居住者がともに安心して過ごせる環境づくりを目指しました。
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コロナ禍でもスムーズな工程管理
コロナ禍での施工ながら、資材調達や人員管理を事前に調整し、トラブルや納期遅延を防止。協力業者との連携や現場での感染対策、工程見直しなど多方面からの対応により、安全かつ計画通りに工事を完了することができました。社会情勢に柔軟に対応できる現場体制が強みです。